post:2010年7月23日 00:00 update:2015年9月6日 08:54

アニメ メダロットの番宣のバージョン違い



この動画の8分39秒~54秒にメダロット放送前の番宣がありました。イッキの声で放送日時を言っているので、キー局の放送前しか流れないレアな動画だと思います。現時点ではDVDには入っていませんし。

この動画は説明文に

アニメポケモン「劇場版ピカチュウのなつやすみ」と第103話〜第108話より。

とあります。メダロットの放送開始は1999年、当時のポケモンは1997年のポケモンショックを乗り切り、今と同じく木曜19時枠でテレ東系全国ネットです。6月17日の103話から7月2日のアニメ放送開始の前の7月1日の105話までの間に流れた番宣と言う事になります。

この動画についての情報です。

撮影が違う

手持ちのDVD-BOXと確認してみた所、ドクタースタディの移動シーンがDVDと違います。


テレビ大阪のロゴが入っている一枚目の画像が番宣の映像です。背景がにスクロールしています。

二枚目がDVDの映像です。背景がにスクロールしています。片方の映像からもう片方を作ることは不可能なので、セル画からの再撮影が確実に行われています。

また、番宣は19フレームで、DVDは17フレームといった違いもあります。 番宣の方が長いので、番宣用にカットした という事も考えられず、番宣がますます貴重な映像素材となります。


ノイズが無い

上記のDVDバージョンのgifアニメを見ていると、1フレームだけ下の方が乱れていますが、これDVDではシーンチェンジの直前にかなり頻繁に確認できるんです。DVDの一巻(1話~6話)をザッピングした所、乱れのないシーンチェンジの方が稀でした

上記のノイズはセル画の撮影ミスによるノイズなのか、マスターの劣化によるノイズなのか自分には分かりませんが(業務用のマスターがこんな映像劣化するのか疑問ですが・・・)、左記の様な明らかにセル画から入っているノイズもあります。

左記のカットは番宣でも流れましたが、このノイズは1フレームしか無い上、番宣の方が短かったので当時から無かったのかは確認できません。メダロットの撮影環境はあんまり良くないのかなあ・・・。

一話のクレジットを見ると、撮影は スタジオトゥインクル。ググってもあんまパっとしない所ですね。現像はイマジカ、ネガ編集は森田編集室。このへんは最終話までほとんど変わらなかった気がします(確認したところ、52話も同じでした)。

アニメメダロットも放送から10年を経過し、夕方枠のキッズアニメという事も加わってマスターデータの保存状態が気になって仕方ない今日この頃です。

DVDBOX発売前に電話確認したところ、再テレシネではなくデジベソースだそうです。 オーサリングはし直す って電話のオジサンが言ってました。今度はHDテレシネしてBD出して欲しいですね。


おまけ。

なんで上記の番宣動画をじっくり見てるのか ってーと、 「この番宣画質よくないなあ」→「この番宣って全部一話だな」→「つくり直すか!」と、思ってフレーム単位でじっくり見てたのさ。

これが最初に作ったロゴ部分。DVDBOX特典の設定資料集の表紙をスキャンしてあれやこれや。ちなみに番宣作り直すぞ計画はDVDソースじゃ絶対出せない絵が上記の理由で存在したから中止。

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